もう10年もバンクーバーに居るのにこのお祭りは1度しか行った事がないのです。渋るティミーのオシリをたたきながら行ってきました。
昔はLittle Tokyoだったパウエル地区。今は残念ながらイーストエンドの一部としてあまり治安がよくないそうですが、この日は沢山の人で賑わっていました。
どうして日本人街にオッペンハイマーなんて名前の公園を作ったのかなぁ? なんだかちょっとカチンときたワタクシ。 |
午後2時ごろに着いたので小腹が空いていましたが、どの食べ物を買うにも大行列。なので今回食べ物はパスしました。美味しそうなものが結構あったんじゃないかと今頃後悔しております。
会場ではたくさんのお店が出ていましたが、そこ見つけた美しいとんぼ玉にうっとり!日本でもあまり見かけることのないとんぼ玉ですが、今回手にとって見てみて急にコレクターになりたくなったワタクシ。
ちょっととんぼ玉についてウィキってみました。
とんぼ玉(とんぼだま、蜻蛉玉)は、穴の開いたガラス玉(ビーズ)のこと。模様のついたガラス玉をトンボの複眼に見立てたため、「とんぼ玉」と呼ばれたといわれている。
江戸時代には青地に白の花模様のガラス玉を「蜻蛉玉」と呼び、それ以外のものは模様に応じて「スジ玉」「雁木玉」などと呼び分けていたが、現在では模様に関係なく「とんぼ玉」と呼ばれている。
とんぼ玉がいつ頃から作られていたのかははっきりしない。エジプトなどでガラスの発明から間もない時代に発見されており、古くから製法が知られていたことが分かっている。
日本では、吉野ヶ里遺跡から、勾玉とともに小型のとんぼ玉(ガラスビーズ)が出土しているが、これらはエジプトからの輸入品と考えられており、アジアを横断する交易ルートの存在を示唆する資料と見なされている。
正倉院には多数のとんぼ玉とともに製法を記した書物や原料も収蔵されており、奈良時代には製法が伝えられ、国内で生産されていたと考えられている。
奈良時代から平安時代初期には、とんぼ玉は厨子の装飾に使用されるなど、仏教美術と深く結びついていた。その技法は秘伝とされ、とんぼ玉に接することが出来る人間も限られていたと言われている。
お米を使った可愛らしいディスプレイでした。 |
この繊細な桜!素敵な色合いでしょ? |
日本らしい色合いを出す為には日本の素材が必要な時もあるそうです。 |
これらを創作した天才芸術家がミノリさんという女性。ご本人がブースにいたのでいろいろ質問もさせていただきました。気取りのない穏やかな方で、とんぼ玉以上にファンになりました。
話を聞けば気が遠くなるような工程を経て出来上がるとんぼ玉。ティミーにも説明しましたが本当に忍耐強くなければ出来ない作品だと思います。
細かいことを続けるのが苦手なワタクシには想像もできません。
直径が3mmくらいのものもありました!人間技ではありません。 |
ミノリさんの作られる美しき日本を表現した作品は、柔らかくもあり愛らしくもありずっとずっと見つめていたい気持ちになります。
あぁ!ブログに書いていたらますます欲しくなってきた~!
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Kokoちゃん、お久しぶりです~~。壁紙変えられましたね?以前のグリーンのやつも好きでしたが、今回のは、夏っぽいです!!!
返信削除この↑のとんぼ玉、ほんとにはまりそう。デザインがとても細かいんですね?こういう伝統を継承していかれる方、ほんとに尊敬します。わたしも、トンボ玉を集めたいです。
>>モナちゃんへ。
返信削除あまりに寒く短い夏なので、せめてブログだけでは暑い夏を感じたくこの壁紙にしました。
海外に出ているからこそ、こういう伝統的なものに惹きつけられるのかなぁ?
モナちゃんは陶芸もしているのでこういう細かい作業は得意なんでしょうね。ワタクシは全くもって無理そうです…。